これは、水木せんせいが実際に書いたものではなく、児玉淳さんという方が書いた伝記みたいな本です。
水木せんせいの出生から、戦争体験、紙芝居、貸本、貧乏時代、売れっ子時代、現在と、時系列にまとめられていて、水木せんせいの大体がわかります。
それより特筆は、この火の鳥文庫で現役で活躍しているのは、水木せんせいとマリナーズのイチロー選手だけです。他は竜馬とか信長とか野口英世とかです。
そんな人たちに囲まれてる水木せんせいは、やっぱりスゴイと思います。

ヤモリビトｐｏｉｎｔｓ!

ここに写ってるのは水木せんせいのお墓です。
鬼太郎とねずみ男が両脇にいて、墓石にはいろんな妖怪が彫られているそうです。東京の調布にあるらしいんですが、一度見てみたいと思って、まだ見たことはありません。
お墓の中には入らないで、ずっとずっと本を書き続けてほしいです。 いっそのこと、妖怪になってしまえばいいのに。

初版：2000年11月20日
出版社: 講談社